外町 アキフミの小説一覧

小説家になろう

婚約破棄の宣言をされる前に自ら命を断った令嬢のお話

「そんなバカな……リスカーティアが、死んだというのか……?」 伯爵子息ヴィーアトロスは婚約者リスカ―ティアのことが気に入らなかった。 薄暗くどこか不吉な彼女のことを疎ましく思っていた。 彼女の子爵家の事業失敗を好機と見て、夜会で婚約破棄を宣言しようとした。 しかし彼女の姿はなかった。戸惑ううちに会....
著者 : 外町 アキフミ
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愛する弟の幸せのために身代わりとなって婚約した令嬢のお話

「この縁談は、どうかわたしに受けさせてもらえないでしょうか?」 弟に舞い込んできた縁談の話。だが弟には、他に恋する相手がいた。 弟の幸せのために、リフィネディアは縁談を代わりに受けることにした。 縁談相手の令嬢には兄がいる。家同士の関係を取り持つことが目的なら、その兄と婚約を結べば問題ない。 愛の....
著者 : 外町 アキフミ
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病床の令嬢が婚約破棄されるために手厚い治療を受けるお話

「これでは話が違う。残念だが、君との婚約を破棄させてもらいたいと思う」 病床に就く子爵令嬢デシージアに残酷な言葉が告げられる。 不吉とされる黒い髪を持ち、母の死のきっかけとなった彼女は家族から疎まれていた。 原因不明の難病に侵された彼女は、もはや婚約者としての役目を果たせない。 諦観と共にその言葉....
著者 : 外町 アキフミ
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婚約破棄するとしあわせになる木の下で婚約破棄の宣言を迎え撃つ令嬢のお話

「私は真実の愛を見つけた! 伯爵令嬢イスランシア! 君との婚約は破棄させてもらう!」  ――『ブレンゲージの輝く夜』。大樹の下で開かれる夜会で婚約破棄を宣言した者はしあわせになる。それ以外の日と場所で婚約破棄した者は不幸になる。 学園にはそんな伝説が伝わっていた。 今宵、光り輝く大樹の下で開か....
著者 : 外町 アキフミ
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婚約破棄の断罪に呪いで反撃するお話

「我が愛しのフロルティアに対し、君が嫌がらせをしていたことはわかっている! 男爵令嬢カルシェアーナ! 君との婚約は破棄させてもらう!」 「いったいどんな嫌がらせをしたというのですか?」 「中庭の噴水に突き落としたこと! 階段を降りようとした時に背中を押して転ばせようとしたこと! 彼女の教科書を水でび....
著者 : 外町 アキフミ
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白い結婚を申し込まれた令嬢が冷静に補償を要求するお話

「僕には愛する人がいる。君のことを愛することはできない。今回の婚姻は、白い結婚とさせてくれないか」 「それは契約違反です」 「け、契約違反だって?」 「そちらの都合で契約内容を変更するのですから、こちらには正当な補償を要求する権利があります」 初夜の寝室で『白い結婚』の申し出が告げられた。 しかし....
著者 : 外町 アキフミ
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婚約破棄の宣言について事前に王様に相談する王子のお話

「婚約を破棄したいだと……!?」 第一王子オートランディスから相談を受け、王は驚きの声を上げた。 婚約者である公爵令嬢アーサルティアは非の打ちどころのない才媛だった。 器用貧乏で自分に自信が持てない王子は、王国の未来を憂いて婚約破棄を決意したのだ。 「あんなにも素晴らしい令嬢と結婚したら、僕は劣....
著者 : 外町 アキフミ
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婚約破棄に備えて着々とざまぁの準備をする令嬢のお話

学園史上最高の天才と謳われたアルティフィア伯約令嬢にはひとつの噂があった。 生徒から相談されたあらゆる問題を、『悪だくみ』で解決してしまう、というのだ。 そんなアルティフィアのもとに、ワーリエラ子爵令嬢が訪れた。 そして婚約者が平民の娘と付き合っているかもしれないという悩みを打ち明けた。 アルティ....
著者 : 外町 アキフミ
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婚約破棄して国を滅ぼすことになったお話

王国には、魔女のかけた呪いの伝説があった。 貴族の名門・エイリング家の娘が王家に嫁げば国に幸福がもたらされる。 しかし、王家に嫁がなければ国に災厄がもたらされる。 この呪いにより、エイリング家の娘は短命となる。 ライングピース王国第二王子リヴォルートは、こんな呪いがあるにもかかわらず、 エイリング....
著者 : 外町 アキフミ